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読者プレゼント! 5組10名様に。応募締切は 2023年10月29日(日)

久留米市美術館「芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄」招待券プレゼント

【開催期間】2023年10月28日(土)~2024年1月28日(日)
      *期間中展示替えあり(1期:10/28~11/26、2期:11/28~12/27、3期:1/4~1/28)
【会場】  久留米市美術館 本館2階(福岡県久留米市野中町1015)

【開館時間】 10:00~17:00 *入館は16:30まで
【休館日】  月曜日、年末年始(12月28日~1月3日) *ただし1月8日(月・祝)は開館
【入館料】  一般1,200円(1,000円)、シニア900円(700円)、大学生600円(400円) 高校生以下無料 
*( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上
*上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
*身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は無料

 問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131

 詳細は・・久留米市美術館Webサイト

応募フォーム

久留米市美術館「芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄」

「吾輩は猫である」などで知られる明治を代表する作家・夏目漱石。

「蜘蛛の糸」や「杜子春」といった短編の名手で大正時代を象徴する作家・芥川龍之介。

この二人に比べると、第一高等学校ドイツ語教師として生涯を送った菅虎雄(すが とらお)を知る人は少ないでしょう。

彼は書家としての顔を持ち、久留米市にある筑後国一宮・高良大社の石標や夏目漱石墓碑など各地の碑文を揮毫しました。

実は、芥川龍之介の小説『羅生門』の題字を書いたのも菅虎雄です。

菅と漱石は親友同士。漱石を禅に導き、松山中学校や熊本の五高に斡旋したのは菅でした。

また、菅は芥川の第一高等学校時代のドイツ語の先生であり、同校卒業後も二人の交流は続きます。

そして、芥川は晩年の漱石に才能を見出され、漱石を生涯師と仰ぎます。しばしば美術に言及した点でも二人は共通します。

漱石と菅は芥川にとって、芸術のそして人生の師でもあったのです。

この展覧会では、彼の眼を通した美術世界と三人の交流関係に注目し、絵画や書、資料等およそ三百点を三期に分けて紹介します。

 

=関連イベント=

美術講座1「夏目漱石と菅虎雄」
長年菅虎雄の再評価と顕彰に尽くされ、漱石と菅に関する数々の著書を執筆されてきた研究者から、二人の関係についてお話しいただきます。
【日時】 11月3日(金・祝)14:00~15:30
【会場】 本館1階多目的ルーム
【講師】 原武哲氏(福岡女学院大学名誉教授)
【定員】 50名 *全席自由、要事前申込
【料金】 無料
【参加申込〆切】2023年10月20日(金)必着

美術講座2「芥川文学の魅力—その美的構造—」
芥川龍之介が活躍した大正期は「文化」が大きく動く時代でした。彼自身も観劇や音楽会、展覧会など機会をとらえては出かけていました。
今回の展覧会のテーマの一つである「芸術」と「文学」との関係において、芥川の美意識がどのように形成され、どのように表出されたのかを芥川研究の第一人者をお招きしてお話いただきます。
【日時】 11月25日(土)14:00~15:30
【会場】 本館1階多目的ルーム
【講師】 宮坂覺氏(フェリス女学院大学名誉教授)
【定員】 50名 *全席自由、要事前申込
【料金】 無料
【参加申込〆切】2023年11月17日(金)必着

美術講座3「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶」
1914年から亡くなるまで芥川龍之介は「文士村」とも呼ばれる田端で暮らしました。現在のJR田端駅に近い高台の家で多くの名作が生まれたのです。その旧居跡地に芥川の名を冠した記念館を建てる計画があり、2020年から調査が進められています。
本講座では芥川の家族にまつわるお話や、まもなくオープンする記念館への展望などをうかがいます。
【日時】 12月2日(土)14:00~15:30
【会場】 本館1階多目的ルーム
【講師】 木口直子氏(田端文士村記念館研究員)
【定員】 50名 *全席自由、要事前申込
【料金】 無料
【参加申込〆切】2023年11月17日(金)必着

朗読とギターで奏でる物語「聴く・芥川龍之介」
展覧会ではオリジナルの原稿もご覧いただけますが、この日は、芥川文学を耳から味わってみませんか。
名作「蜘蛛の糸」や、夏目漱石に絶賛されたという「鼻」、絵画をテーマにした短編「沼地」などのプログラムを予定しています。
福岡市ほかで数々の朗読会・朗読ワークショップを開催されてきた小島さんの朗読と、岩松さんギターの調べをどうぞお楽しみください。
【日時】 1月8日(月・祝)15:00~17:00
【会場】 石橋文化会館小ホール
【出演】 小島香奈子さん(朗読家)、岩松知宏さん(クラシックギタリスト)
【演目】 「蜘蛛の糸」「鼻」「沼地」ほか
【定員】 70名 *全席自由、要事前申込
【料金】 無料 *要展覧会チケット(半券可)
【参加申込〆切】2023年12月8日(金)必着

ギャラリートーク1
本展担当学芸員が展覧会の見どころや作品についてお話します。
【日時】 11月18日(土)14:00~
【集合】 美術館2階エントランス
【話し手】 森山秀子(久留米市美術館 副館長)
【料金】 無料 *要展覧会チケット、申込不要

ギャラリートーク1
本展担当学芸員が展覧会の見どころや作品についてお話します。
【日時】 12月23日(土)14:00~
【集合】 美術館2階エントランス
【話し手】 佐々木奈美子(久留米市美術館 学芸員)
【料金】 無料 *要展覧会チケット、申込不要

 
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。

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